「アメリカとパレスチナ問題」
(高橋和夫:角川oneテーマ21)
571円

 82年、イスラエル軍のレバノン侵攻。
 スンニ派のパレスチナ人を追い出してくれたと、現地のシーア派は、当初はむしろイスラエル軍に
感謝すらしたという。
 しかし、イスラエル軍が現地に居座ると分かり、抵抗運動が始まる。
 現地のシーア派組織ヒズボラによる殉教自爆攻撃が始まる。
 イスラエル軍の犠牲者が数百人を超えた時点で、イスラエル軍は音を上げ、
ついにイスラエル軍は撤退した。
 この勝利を生み出した戦法が現在のパレスチナの殉教自爆攻撃に繋がっているんだなと思った。