「朝鮮総連と収容所共和国」
(李英和:小学館文庫」
533円

 著者は在日三世。関西大学経済学部助教授。学生時代はノンセクトの新左翼活動家。
91年北朝鮮へ留学。RENK「救え!北朝鮮の民衆・緊急行動ネットワーク」を結成。

 北朝鮮へ留学といっても、大学構内にも入れず、ホテルで軟禁状態だったとは驚きです。
RENKの関西での集会を朝鮮総連が暴力的に破壊。それに対して警察が総連を家宅捜査。
共同謀議のたくさんの証拠が出てくる。

 強制収容所にいる帰国者の父母が一人二千万円の「寄付金」を納め、子供を助ける。
相場通りだという。出所に「何も語らない」と誓約書を書かされ、もし喋ったら、強制収容所に逆戻りとのこと。