「パレスチナ「自爆テロの正義」」
(Q・サカマキ:小学館文庫)
533円

  パレスチナの高校のクラスの3分の2が自爆攻撃を支持している。その内の多くは自らの意思で
自爆攻撃を行う可能性があるという。
また、残りの3分の1の内の多くはイスラエル兵士に対してなら許せるという。

 彼女達をして、ここまで言わせしめているものは、何なんだろうか?
 
 「テロはいけないもの」という西側の常識など通じないようだ。
 そんな西側の常識の方をこそ疑わねばならないのかもしれない。
 
 少なくとも、「テロ対策のため」と称して行われる、イスラエルやアメリアの
 「国家テロ」をこそ、何故問題にならないのだろうか?